淡味行路 小説、映画、アニメ等の感想覚書。偶に日記。

スポンサーサイト
[No.] -------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
2011’5月 小説メモ
[No.996] 2011-05-31 Tue 00:43
買った本はそうでもないけど、図書館で借りた本を忘れがちなので、メモすることにしました。

■ 2011’5 小説メモ ■

※発売月ではなく読んだ月ってだけです。

・「銀河不動産の超越」 森博嗣
不動産屋勤めの気力の足りない男性が主人公の話。
途中うっかり早合点で安部公房の「砂の女」連想して、読むの止めようかと思う程勝手に怯えてしまった。
ていっても「砂の女」自体は、私的に怖いというより寧ろ安堵・安心・平穏の作品。
何であんなに怖かったんだろう?
結局、森先生の作品でそれはないよなぁって読み切った。
本当、ただの早合点でホッとした。ちゃんと読んどいて良かった。そりゃそうか。
相変わらず読みやすい整った文章で面白い。
でも怯えた分だけ結末は物足りない気がした←

・「青い星まで飛んで行け」 小川一水
1「都市彗星のサエ」
2「グラスハートが割れないように」
3「静寂に満ちていく潮」
4「占職術師の希望」
5「守るべき肌」
6「青い星まで飛んでいけ」
以上6編のSF短編集。
先生の他の本と比べると恋愛比重が高目かな。
どれも好きだったけど、敢えて順番をつけるなら1・6>5・4>3・2といったところ。
でも一番後引きそうなのは5のラスト。
読んで気力が湧くのは1と4。
6は私は、ロマンスそのものだと思った。
そうそうこの本、帯文を探査機はやぶさスタッフのK氏が、解説をTRONプロジェクトのS氏が書いておられるという驚きの豪華仕様です!

・「今夜誰のとなりで眠る」 唯川恵
毎度お馴染みの恋愛もの。
でも割と読後感の良い暖かい話だった。ので、残念だった←
唯川先生はもっと、読み終わってから偶に思い出して嫌な気分になるような、心に沁みを作るような話の方が面白くて好みというか、そういうシーンがないとスルッと忘ry

・「レインツリーの国」 有川浩
「図書館内乱」の中に登場した本の実物、ということになってる本。
特に内容をリンクさせてるとかいう訳ではないので、そっち読んでなくとも全く問題はない。
サクサク読み易い軽い文章で引きこんでくれて、あっという間に読み終わる。
ちょっと軽過ぎかなと思わんでもないけど、イラッともしたけど、でも楽しめた。
高校生の頃に読めてればなぁとか、無理だけど;

・「妙なる技の乙女たち」 小川一水
赤道直下の宇宙産業都市リンガで働く女性たちのオムニバスストーリー。
1「天上のデザイナー」
2「港のタクシー艇長(スキッパー)」
3「楽園の島、売ります」
4「セハット・デイケア保育日誌」
5「Lift me to the Moon」
6「あなたに捧げる、この腕を」
7「The Lifestyles Of Human-beings At Space」
8「宇宙で一番丈夫な糸―The Ladies who have have amazing skills at 2030」
以上8編。
SFだけど、舞台がSFってだけで、メインは働く女性。
文句なしに全話面白く、全員恰好良かった。
やるぞーって、仕事のみならず生きるモチベーションが上がる。

・「嗤う闇」 乃南アサ
女性刑事音道貴子の短編シリーズ第3段。
主人公の性格が良いんだよねー、良い人って意味じゃなくて、いる人って意味で。
どうも女性刑事って、男性社会との戦いとかに気を張り過ぎとかやけに強いタイプとか、逆に上手いこと女性像に応えていなしてみせるタイプとか、解りやすくステレオタイプ化されることが多い気がするのだけど、音道さんはそのどれでもなく、バランスが自然で共感し易い。
だからなんだろうな、長編のような大きな事件や緊張感が少なくても、日常描写の多い短編がきっちり面白く魅力的なのは。
さて、続き……じゃない、順番間違えたんだった、跳ばしたのどれだったか;
順番が解りにくいのが難点だよこのシリーズは;;
スポンサーサイト
別窓 | 小説・映画 感想メモ | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<2011’6月小説メモ① | 淡味行路 |
コメント
コメントの投稿














管理者だけに閲覧

トラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


| 淡味行路 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。