淡味行路 小説、映画、アニメ等の感想覚書。偶に日記。

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ルナクレリカン
[No.1155] 2014-06-12 Thu 21:07
暖かいを超えて暑くなってきましたが、緑茶は熱いのが一番だと思います。コーヒーもHOTしか考えられない。
紅茶は水出し容器をいそいそと取り出し準備完了。麦茶は温かい状態で飲んだ記憶が(たぶん)ない。

ただの私の好みの話であるが、この好み、というものが例えばそれぞれに適した茶葉や豆を使い詳細に比較検討した結果、「やあ、どうも私にはこちらが好ましい」なんぞと確たる価値観として鎮座ましたようなものでないことは改めて説明する必要もない謂わば周知の事実であって、而してそれは何も私が並外れた横着者であることを意味するのではなく、人は皆それぞれ多少の差異はあれどもそれまでの経験とそれによる思い込みによって形成された惰弱な嗜好により行動していることを互いに理解し許容し合っている故の共通認識なのだ。

要約。
「いやいやいや淹れなくていいです!そんな拘りじゃないです頂きます!最近のペットボトルのお茶美味しいですよね!!!」



さて、今私は緑茶に「熱い」、コーヒーに「HOT」と何気なく使い分けたけれど、逆の使い方、特に緑茶HOTという言い回しは何とはなしに使い難い。
これも先に述べた曖昧な好みの範疇だろうが、どうしてなかなか、言葉に対するイメージって大きいと思うのですよ。
こういった形容詞もだけど、固有名詞に至っては、当人が思うよりずっとずっと強固なイメージが出来上がっていたりする。

堀江敏幸先生の「回送列車」を読んでいたらば、その中の一遍で‘『ムーミン』に登場する「スナフキン」の生き方に憧れる、彼のようになりたい、彼に関して本を書きたい、と思って調べていたらば彼の原作の名前が違うと知って愕然とした’旨が書かれていて、何の覚悟もなくそれを読んだ私も、唐突に愕然と茫然の間をうろうろ徘徊することとなってしまった。

「スナフキン」が「スナフキン」じゃない…だと…!?

といっても正直な話、私『ムーミン』のストーリー、大して覚えていないんですよ。
何話かそれなりに歳をとってから再放送で見た回をおぼろげに記憶している程度で、だというのに恐らく子供の頃にアニメを観て感じた「スナフキン」に対する強烈な「恰好良い!」のイメージだけがしっかり根付いているという不思議。

名前が何であろうとも関係ないだろう、大事なのは性格だ!なんて、まるで恋愛における見た目と中身論のようなことを言われるかもしれないけれど、それとこれとは全く別の話だと思う。そこは断固否定したい。
だって、創作物における命名って、キャラクターの構成要素どころか、作者からの印象付けそのものじゃないか。

「スナフキン」でピンとこなかったら是非、好きな創作物のキャラクターで想像してみて欲しい。
性格、ストーリー、見た目、声等全くそのままで、名前だけ違くなった時、イメージがどれほど変わり得るのか。

例えば私だと、最近の作品で自分でも珍しいくらい惚れたキャラクターにアニメ『K』の「周防尊」さんっているけど、彼の名前が「山田太郎」だったら惚れてない。それは無理だ。愛が薄いとか言わないで。
いくら草薙さんが情感たっぷりに「太郎…」て呼びかけても駄目。きっと笑う。
だからほら、貴方も心のダーリンやプリンスが他のキャラから呼ばれるシーンを「太郎」に置き換え、レッツ想像!
※全国の山田太郎さんに喧嘩を売っている訳ではありません。

それか、うーん、もっと有名でイメージが強烈だろう作品で例えれば伝わるのかな…。
ええとほら、「ゴルゴ13」が「トトロ13」だったら最早何のこっちゃじゃない?いや、コレ何か違うな。狙いと逸れたか?
逸れたのは話だ。

会社で昼休みに本を読んで「スナフキン」が「スナフキン」ではないことに衝撃を受けたけれど、ならば原作では何という名前だ、という情報が書かれていなかったんですよ。先生が仏文学者だから、この記事のタイトルにした仏訳名は書いてあったのだけど。
だから凄く気になってですね、ぐぐって調べようって思ったのに、何でお茶の話から書きだしたんだっけ私?あ、昨日本社で葉の茶貰ったからか。まぁいいや。
wikiに『ムーミン』の項目がしっかりあるじゃないか、よしよし「スナフキン」の原作スウェーデン語名は…




「スヌス・ムムリク」




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