淡味行路 小説、映画、アニメ等の感想覚書。偶に日記。

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2013’11 小説メモ
[No.1127] 2013-12-21 Sat 18:51
■2013’11小説 メモ■

評価目安
☆1 :読まない方が良いヨ。/ 不可。読んだ時間を返して欲しい
☆2 :敢えてオススメはしなかなぁ。/ 可。でも読まなくても良かったかも
☆3 :損はしないかと思うのでどうでしょう? / 良。普通に面白かった。
☆4 :読んで欲しい。 / 優。上手い!面白い!読んで良かった!
☆5 :お願い読んで!!! / 秀。本との出合いに感謝!読まないでいたら損だった。


・「闇の虹水晶」 乾石智子 ☆3.3
人の想いから宝石を創り出す「創石師」ナイトゥル。部族の進攻により全てを奪われ無気力に日々を送っていたが、彼が闇色に七色の虹をちりばめた水晶を手にした日から、その運命は急激にまわりはじめる…。ファンタジー。

世界観素敵だし、結構面白いと思うし、実際一気に読んでる、のに読み終わった時の腑に落ちなさというか物足りなさは何なのだろう。うーん?
主人公の内面の成長というか心替わりが、何かの契機から本人の葛藤を経てそうなるのではなく、魔法的な何がしかで行われるっつーのが、人の心が主軸の一つとなっているストーリーなのだからして見せ場として弱いんだと思うんだけど…て単に私の好みと合わんだけか?


・「真夜中のパン屋さん 午前3時の眠り姫」 大沼紀子 ☆4.2
今回現れたのは、ワケアリ男女の二人組。居候女子高生の希実は、彼らが抱える不穏な秘密によって、不本意ながらも、またまた事件に巻き込まれていく。

本筋の希美の話に動きがある分、続編の中でも楽しめる方だと思う。
希美の達観と諦めきれなさの混じり具合だとか、子供の眼差しが不自然じゃなくて巧いなぁ。
そんでやっぱり、優しいんだよねぇ。読むと気持ちが柔らかくなる。
明るい方へ暖かい方へ気持ちを動かしてくれるから好きだわぁ。


・「さくら草」 永井するみ ☆3.6
プリムローズ殺人事件。殺された少女がブランドを愛用していることに気づいた少年課の刑事・理恵は、特別に事件の捜査に加わる。少女たちの願望と大人の欲望が渦巻く中、警察は真相を暴けるのか?

犯人どうこうより、登場する女性、特にブランドのマネージャーの服にかける思いが魅力だと思う。
ブランドに疎い私でも楽しめたから、好きな人ならもっと楽しめるかも。


・「追想五断章」 米澤 穂信 ☆4.3
大学を休学し、伯父の古書店に居候する菅生芳光は、ある女性から、死んだ父親が書いた五つの「結末のない物語」を探して欲しい、という依頼を受ける。本格ミステリ。

面白い。作中に登場する「結末のない物語」も味がある。
それらの登場が区切りになるので途中休憩しやすいのも良い、けど、先が気になって半分あたりを過ぎてからは私は中断できず、夜中の1時までかかって読んだ。
読後感の良いものではないけれど、話練られた良いもん読んだなぁって思える。
作者の他の作品も読もう…と検索したら、この方「氷菓」の作者なのか!
古典部シリーズも読もうかなぁ、いやミステリだしストーリー知らん話のがいいか。
うん、とりあえず別の探して読もう。


・「ミノタウロス」 佐藤亜紀 ☆4.1
帝政ロシア崩壊直後の、ウクライナ地方、ミハイロフカ。成り上がり地主の小倅、ヴァシリ・ペトローヴィチは、人を殺して故郷を蹴り出て、同じような流れ者たちと悪の限りを尽くしながら狂奔する。
第29回(2008年) 吉川英治文学新人賞受賞。ピカレスクロマン。

くはー、満足!
はっきり言って話や人物は私の好みとズレる、にも関わらず読み応えが抜群で、読み終えた今、満足感にどっぷり。
全く読後感の良い話じゃないのに気分が良いってのは之如何。
ストーリーの魅力より文章力かな?文体?言葉選びが翻訳ものみたいに直球なのが舞台に合ってて良いのかな、ってか作者どういう人なんだろう、完全に日本育ちでこれ書いてるのかな?凄いな。
とりあえず作者の他の作品も探して読む。凄いパワーだ。
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